経営の根幹!HUGEの「経営会議」

HUGEが掲げているのは”個店主義”。

HUGEではチェーン展開のようなお店創りはせず、ひとつひとつが個人店のような魅力を持つレストランを目指しています。
今回はこの個店主義を象徴するそれぞれ店舗で行っている「経営会議」についてお話しさせて頂きます。

全店舗で月に一度開催されているこの経営会議。経営会議と聞くと店長・シェフやリーダーたちだけで行う堅~い会議を想像しませんか?
HUGEの経営会議は社員はもちろん全員参加し、アルバイトスタッフも参加しています。
(アルバイトスタッフは有志による参加となっています)
お店の営業方針や細かい数字の共有、そして来月どう戦うのか。
ここまで数字を全員に公開していることもHUGEが創業から続けている大切な文化です。
そして事前に議題を募り、誰でも今考えていることを提案し話し合う場があることも特徴的です。入ったばかりの新入社員やアルバイトスタッフにも全員に発言権があります。

誰にでも議題の提案ができること。まさに全員が経営者!

全員で力を合わせてレストランを創り上げることを大切にしているHUGEだからこそ、そこに国籍や雇用の垣根はありません。たくさんの外国籍スタッフが働いている丸の内のMUCHO MODERN MEXICANO(ムーチョ モダンメキシカーノ)の経営会議は、メキシコやフランス、ペルーやタヒチなど様々な国のスタッフが参加し、その光景はまさにグローバルの一言!

そしてアルバイトの学生でも議題を積極的にあげてもらっています。
例えば普段ウエイターとして活躍する学生アルバイトの女性スタッフから、「メニューの出し方」という議題が提案されました。
ただメニューを出すのではなく、お客様への説明の仕方など、全員が足並み揃えられているか?バラバラになっているのではないか。
もう一度お客様の最初の大切なアプローチを全員考えて欲しいという内容でした。

その彼女の議題を元に他のホールスタッフもこうしたらどうか?という意見が上がり、キッチンスタッフからも、このメニューはこういう想いで作っていて、こう楽しんで欲しいんだ!という料理のフィロソフィーも飛び出しました。
その日の経営会議はよい意味で白熱しが、次どうやってお客様にアプローチしようと全員が気が引き締まったこともそうですが、ワクワクしている様子が印象的でした。
キッチン・ホール全員で話し合うことで、提供している料理や飲み物を深く理解し、愛を持って提案できるようになったと感じています。

「レストランはチーム。誰一人抜けても成り立たない。」

このことを大切にしているからこそ、経営会議は私たちには欠かせないとても重要な目線合わせの時間になっています。

実は年に数回、代表の新川もこの経営会議に参加します。
直接アドバイスをもらえることもスタッフの楽しみのひとつだったりもします。

 

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